オンライン指導塾は最初から検討しないというご家庭も多いかもしれませんが、結論から言うとオンラインは集団指導・個別指導と同列で検討すべき塾の形です。
オンライン指導塾とは
オンライン指導塾とは、ZOOM等のアプリを使って自宅と先生をつないで行うスタイルです。オンライン指導は2020年の新型コロナ発生以降爆発的に増え続け、現在に至ります。
その間、技術も発達し演習管理や提出方法の進化、オンライン自習室と呼ばれる決まった時間に生徒が入室していっしょに勉強をする仕組みなどが急速にそろっていきました。
そんな中、オンライン指導塾には2パターンあります。この2つのパターンで学習効果は全く違います。
①実際に行われている授業にカメラが入り、それをリアルに配信する授業
1つ目は、実際に行われている授業にカメラを持ち込み、その動画をリアルに配信するというやり方です。こちらはお勧めしません。このオンライン指導の形なのであれば迷わず断りましょう。
理由はあくまで補助的な方法だからです。コロナ以降、特にコロナにかかった、濃厚接触者になってしまった生徒が塾に行くことができないので、塾の授業を同じ時間にオンラインで接続をするというのがこのオンライン指導のスタートです。
しかし、この形だと主役はあくまでも「実際に塾に来て授業を受けている生徒」です。板書や発言、質問もリアル参加の生徒が主導権を握るため、この形でのオンライン参加を通年行うことは思ったような効果が得られないでしょう。
この形でも授業料が変わらないことが多く、コスパを考えても低いです。
②オンライン参加者のみのオンライン指導
2つ目は、オンライン参加者のみのオンライン指導です。先生も教室以外のところから授業をし、ZOOM等のホワイトボード機能や画面共有機能を使って、オンライン参加者を主役にした授業です。
この形は個別指導も集団指導もありますが、どちらも効果は高いと思われます。
唯一のデメリットは手元が見えないことくらいでしょうか。問題を解いているときの解き方を見ることができないため、先生がすぐに間違いに気づけない、すぐにつまずきに気づけないことはきめ細やかな指導をと思っている保護者にとってはマイナス面になるかもしれません。
一方、実力のある講師の授業を場所を問わず受けることができるというメリットがあります。また、生徒一人ひとりの様子を画面を切り替えることで見ることができ、一人ひとりに話しかけたり、一人の生徒だけにチャットで指示や指導をしたりといったこともできます。
通塾距離のデメリットもなく、体調が多少良くないときにも授業を受けられたり、保護者が授業を受けている姿を確認できたりといったこともできます。
オンライン指導についてはこの2つ目の「オンライン専用授業がある場合」は検討してみてください。
オンラインに力を入れている授業であれば、先生が板書に書くための準備ノートを画面共有で見せながらという授業もでき、先生の考え方を視覚化するといったメリットもあります。
通塾型の下位互換だと思っている方は一度オンライン授業をご体験いただくといいかもしれません。
お勧めのオンライン指導塾はこちらです。今後増えていく予定です。
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